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『キラキラ笑顔で迎える12月』
12月が近づき、お部屋から流れてくるクリスマスソングや、飾られたツリーに目を輝かせる子どもたちの笑顔が、冬景色の園庭とは裏腹に園内に温かな雰囲気を運んでくれています。行事の多かった2学期もいよいよ終盤。子どもたちは次の『クリスマスコンサート』に向けて、また元気いっぱいに取り組んでいます。
先日の第50回記念お遊戯会では、たくさんのご声援や係の皆様のお力添えをいただき大成功の裡に幕を降ろすことができました。本当にありがとうございました。保護者の皆様の温かい眼差しが、子どもたちの背中をそっと押してくれていたことを強く感じたお遊戯会でした。年少さんは、初めての大舞台にもかかわらず笑顔で踊り切る姿に、思わず私たち教職員にも笑みがこぼれました。年中さんは、お友だちと力を合わせることの楽しさを実感し、少し難しいなと感じていることにもチャレンジする意欲が見られました。年長さんは、幼稚園で積み重ねてきた経験をしっかりと舞台で表現し、劇も踊りも“仲間と一緒に作り上げる喜び”に満ちていました。当日までの取り組みの中で、励まし合ったり、支え合ったり、クラスの中にはたくさんの温かい瞬間がありました。行事に向かって取り組む練習が、いつの間にか“絆を深める時間”になっていたことを、あらためて振り返りとても嬉しく思います。練習から本番まで、一生懸命頑張る姿を見せてくれた子どもたちに大きな拍手とありがとうの気持ちを伝えたいです。
そして、その日はもう一つ感動の瞬間がありましたね!お遊戯会を大成功で終えることができ、ほっとしたのもつかの間、片付けを終えてダッシュで帰宅しドジャースの試合を観戦しました。優勝の瞬間は、雄たけびと共にガッツポーズ!!先ほど子どもたちがステージで見せてくれた努力や集中力、最後まで諦めずにやり切る強さ、その成長した姿を見られた喜びと興奮が冷めないなかでの、劇的な幕切れが重なり、幼稚園でも自宅でも胸がいっぱいになりました。感動がいっぱいの、とても良い1日でした(笑)
お遊戯会を通して育った“自信”と“仲間がいる安心感”は、この後迎えるクリスマスコンサートへしっかりとつながっています。今、どのクラスからも歌声や楽器の音が響き、また一つ成長した姿を見せようと張り切る子どもたちの姿があります。今年も残りわずかとなりましたが、喜びいっぱいの温かな気持ちで子どもたちの成長をそばで見守りながら、楽しい12月を一緒に過ごしていきたいと思います。
園長 谷藤実和
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